1: ◆7Rj7YTge8o 2016/07/19(火) 22:58:36.15 ID:0amYH2Vp0
まほ「待っっったぁーーー!」
ダージリン「援護に来たわ」
カチューシャ「22輌加わって問題ないわね?」
みほ「みなさん!」
蝶野「ふふふ。対戦相手であるあなたには拒否権があるけど、どうする?」
愛里寿「じゃあ拒否します」
蝶野「そう。……って、え!?」
愛里寿「だから、援軍の参加は認められない」
蝶野「ええ……」
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2: ◆7Rj7YTge8o 2016/07/19(火) 22:59:59.13 ID:0amYH2Vp0
アズミ「そうだ!増員を認めて欲しけりゃ芸でもしなさい!」
メグミ「面白ければ認めてあげる」
ルミ「大洗のちょっといいとこ見てみたい!はい!はい!はい!」
みほ「ええ……」
杏「よーし、あんこう踊りでもしよっかあ」
アアアンアン アアアンアン
アズミ「ほ~う、悪くないなあ」
アンチョビ「私たちはパスタを茹でたぞ!ワインと一緒に召し上がれ!」
メグミ「あ~ん!?一杯目はビールだろが!」
エリカ「ビールとヴルストです。どうぞ」
ケイ「ポテトとバドワイザーもあるわよ!」
ルミ「いいね~!」グビッグビッ
アズミ「プハァ~。いいぞ!もっと踊れ踊れ~!」アハハ
沙織「まだ踊るの~!?」
麻子「流石に疲れた……」
3: ◆7Rj7YTge8o 2016/07/19(火) 23:01:07.24 ID:0amYH2Vp0
メグミ「おほぉ~!このパスタとワインも美味いねえ!」パクパクグビグビ
カチューシャ「十分楽しんだでしょ?増員を認めなさい!」
アズミ「どうしよっかな~」
ルミ「コサック見たいぞ」
カチューシャ「くぅ~、調子に乗って!」コサックコサック
メグミ「わはははは」
ルミ「おい!そこのジャージ!」
ミカ「なにかな……」ビクッ
アズミ「そんな隅っこに居ずになんかやれ!」
ミカ「…………」ポロローン
メグミ「けっ」シラー
アズミ「もういいよ」シラー
4: ◆7Rj7YTge8o 2016/07/19(火) 23:02:23.99 ID:0amYH2Vp0
ルミ「おい!そこの紅茶飲んでる奴!代わりになにかやれ!」
ダージリン「こ、こんな格言を知ってるかしら?『凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない』」
メグミ「知らねえよ」シラー
ルミ「なんだお前ら」シラー
アズミ「なんだか酔いが醒めてきたわ、つまんないわね」
西「くっ!マズイ」
西「冷酒はいかがでしょうか?」
ルミ「おお!この空気で突撃してきた根性は認めようじゃあないか!」
メグミ「注いでもらえる?」
西「はいっ!」
アズミ「くぅ~!効くわね!」グビリ
まほ「熊本の地酒もどうだ?」
ルミ「いいわね!馬刺しと合うわあ~」ゴキュゴキュ
5: ◆7Rj7YTge8o 2016/07/19(火) 23:02:56.15 ID:0amYH2Vp0
………………
………
…
みほ「ど、どうでしょうか?」
メグミ「ん~?どう、とは?」
みほ「援軍の件です」
ルミ「ふっふっふ」
アンチョビ「何が可笑しい!」
アズミ「ぶわぁ~か!だーれが認めるか!あほ~」
みほ「そんな……」
こうして30vs8のまま試合が行われたが、大学生は愛里寿以外酔っぱらっていたのですぐに決着した。
完
6: ◆7Rj7YTge8o 2016/07/19(火) 23:04:53.01 ID:0amYH2Vp0
おまけ ~愛里寿の理想~
愛里寿「せめて参戦する戦車ぐらい教えて欲しい」
まほ「分かった。これがリストだ」ペラッ
カチューシャ「ちょっと!」
ケイ「仕方の無いことよ」
愛里寿「ふむ。了解した。あなたたちが加わることを認めるわ」
みほ「あ、ありがとうございます!」
愛里寿「それと、こっちの戦車リストよ」ペラッ
みほ「え?」
愛里寿「流石にどんな戦車が増えるのか把握しておく必要があっただけで、一方的なアドバンテージを得る気は無い」
みほ「島田さん……!」
愛里寿「はい」ペラッ
みほ「(カ、カール!?)」ペラペラ
愛里寿「ふふふ」
こんな風に正々堂々と大洗連合と戦いたかった。しかし、それはビールの泡よりも儚いものだった。
完